2016年06月18日 (土) 母が最初に倒れたのはいつだったかなあ…。10年前? 11年前?……とサイト日記を辿って行くと、2005年のGW明け、11年前でした。 この時も一時危篤状態で、その後数年入退院を繰り返したんだけれど、(投薬コントロールが上手くいきだした)5年程前からはずっと自宅療養で済んでいました。そう言えばちょうど震災の時入院してたよ…で、その後の2011年5月に退院。この年の夏は自分の入院、手術があったので、その後は実家どころじゃなくなってしまった…。
そして翌2012年9月。父が脳梗塞で入院し、この時点から生活が一変してしまった感じがします。 (…詳細を長々と書いたのだけれど、鬱陶しかったので削除) それまで、親(特に父)はいざという時頼れる相手、相談する相手でした。けれどこれを機に、世話をしなければならない相手、心配しなければならない相手に変わってしまった。 昔の日記読み返して、自分がどれだけ親に頼っていたか、気軽にあれこれ用事を押し付けていたかを思い出してちょっと凹みました……いや、それが出来ただけ、幸せだったんだと思うけれど。
父の葬儀では一年半前くらいの写真を遺影に選んだのだけれど、父の古い友人には『眼鏡掛けてないんだな』と言われました。私の中では脳梗塞後の父のイメージがあまりにも強くて、それ以前、自分で運転して楽しそうに趣味の将棋の大会に参加していた頃の父の顔がとっさに浮かばなかった…。後でその頃の写真見て、『あれ? こんなにきつい顔してたっけか?』って思ったなあ。
母の方は最近のカラー写真が全くなく、数年前にデイサービスで撮ったものは酸素のチューブを付けていたのでちょっと遺影には使えず…結局、二十年前くらいの集合写真から引き伸ばしてもらいました。うわー、拡大するとボケボケ(笑)。(父のはショートステイの行事で撮ったもので、データも頂けたので拡大しても鮮明だった)最初に倒れる前のものだから太っていたし、顔つきも全然違うなあ…。 それで思い出したけれど、母の死化粧はとても綺麗でした。入院中は外していた入れ歯もガッツリ入っていたので(笑)顎のラインもちゃんとしていたし、花嫁衣裳を模った死装束に綿帽子まで被ってたから。…向うで再会した父がびっくりしたかも。ふふ。 |
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