*プロフィール* minase369
徒然日記
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ひさしぶり
2009年06月26日(金)
*鋼/UNDER/ロイハボでGO! 更新
『Stay My Blue54』水瀬分アップしました。間が空いてしまって申し訳ありません。

はー。何かまだ6月なのにもう暑くて参ってます。プールサボるとすぐにウェイトに響いちゃうよ…っ! そして脂肪が増えると体感温度も上がる…orz。避暑も兼ねてちゃんとプールに行けってか?(笑)。

【レプリカの夢12】
2009年06月24日 (水)
拍手とコメントありがとうございますv レスは夜にしたいと思います。
このところまたプチ塗り絵ブームで、オエキョさんに入り浸ってます。と言っても素敵絵を眺めてうっとりしている時間の方が多いような気がするのですが(笑)。スローペースでちんたら塗ってます〜。Oebitさんの方がサーバは軽いんだけれど、あそこはあんまり交流する雰囲気じゃないので、塗れば塗りっぱなし、って気もします。普通に気に入った塗りにはコメント入れる時もあるんですが、やっぱりちょっと勇気が要ったり(笑)。その点オエキョさんは楽しいなあv


【レプリカの夢12】

『一週間?』
 ジャンが目覚めた最初の晩、そう告げられた。
『そうだ、一週間だ。あれは元々ただの人型の無機物を無理矢理有機体にすり替えたものだからな。これまでの実験では長くて五日、短ければ1時間ほどで術が解けてしまった。だからお前が妬くような代物じゃないんだ』
『…それで、解けたらどうなっちまうんです?』
『どうってそれは ─── 元の木偶人形に戻るだけだろう』
『 ─── っ』
 実験室に山積みされたおびただしい量の灰色の物体を思い出して、ハボックは身震いした。今現在、息をしてしゃべって食べて自分たちに笑いかけてくる『彼』を、そんな風にただの物扱いはとてもできない。
『大佐…』
 泣きそうに顔を歪める部下を見てロイは苦い笑みを刷いた。ハボックの性格からしてこの手の被験体に感情移入してしまう事はわかっていたが、ロイ自身はこれまで必要以上の哀れみを被験体に注ぐことはなかった。こんなもの、人体実験の後味の悪さに比べれば全然可愛いものだ。上層部の命令とは言えイシュヴァールで繰り返した血生臭い実験を思い出して、知らず唇を噛む。
 上官の自嘲の笑みに気付いて、ハボックははっとした。『イシュヴァールの英雄』がその胸深く抱え込んでいる傷に触れてしまったのだ。薄い瘡蓋かさぶたを被っただけのそれは、少しつつくとたちまち血を流し始める未だ癒えない負の遺産だ。
『そんな貌、しないでください。俺の前でまで自分を誤魔化さないで』
『私は英雄なんかじゃない。汚い人殺しだよ』
『構わねえ。俺が惚れてるのは、あんたです』
 困ったように微笑むロイの頭を椅子の背凭れ越しに抱き締めて、ハボックはそっとその耳元に誓った。
『俺、何があってもあんたを否定したりしません。『イシュヴァールの英雄』のあんたも、サボリ魔のあんたも、女タラシのあんたも ─── 全部ひっくるめての『ロイ・マスタング』でしょう?』
『 ─── ハボック』
『時間が限られているなら、せめてこの一週間はあいつの好きなように過ごさせましょうよ。特にこなさなきゃいけない実験もないんでしょう?』
『ああ、ジャンの存在自体が実験成果だからな。後は経過観察すればいいだけだ』
『じゃ、問題ないッスね』


 気楽に口にした自分の提案に、彼はすぐにひどく後悔する破目になった。だが今更取り消す事も出来ない。素直な想いのままにロイを求めるジャンの奔放さに振り回された挙句、体調を崩して感情を抑えきれなくなった状態で上官に泣き付いてしまった。
『大佐、たいさッ……俺、すげえ寂しかった……っ』
“………ッ”
 咽び泣きながらロイを求めてしまった事を思い出して、今更ながらに赤面する。
「ハボ?」
「あ、ああ……何でもない」
「まだ具合悪い? 熱、下がったよね?」
 温くなったタオルを外したレプリカは、こつんと額を合わせて心配そうに覗き込んできた。
「うん、もう平気。このまま寝てれば治ると思う」
「そ?」
 にっこりと笑ってジャンは部屋を出て行った。
 別に彼が嫌いなわけではない。むしろあの子供のような無邪気さと素直さが好きだった。ロイへの真っ直ぐな想いも好感が持てる。ただ、そうであればあるほど、自分の不器用さを思い知らされるのがつらかった。
「お粥作ったんだけど、食えそう?」
 暫らくして小さなトレーを持ってきたジャンは、ちょっと不安そうにサイドテーブルにそれを置いた。
「お前が作ったの?」
「うん。ハボのみたいに美味いかわかんないけど。」
 湯気の立つ器にはベージュのどろりとしたポリッジが盛られ、それにミルクが添えられていた。おそらくはハボックが作ったのを思い出しながら見様見真似で調理したのだろう。台所に常備してあるオートミールは予め調理しやすいように加工したタイプだったが、それでも生煮えでないとは保障できなかった。
「……さんきゅ」
 どんなに不味くてもちゃんと食べようと決心して、ハボックはスプーンを口に運んだ。
「…あったかい。」
 薄い塩味の粥は、とろりとした優しい食感だった。味そのものより温かい食べ物を口にしたことで身体が内側から暖まる。
「大丈夫? 味見したけど、よくわかんなくて…」
「ちゃんと出来てる。美味いよ」
 ぱあっと不安げだった瞳が輝いた。ハボックの役に立てた事が嬉しいのだろう、子供のような笑みだった。
「ありがとな、ジャン」
「まだいっぱいあるから! たくさん食べて、早く元気になってよ」
「いや、これで十分だって。まだそんなに食えないし…」
「遠慮しないで」
 ぱたぱたとキッチンに戻ったレプリカは、大きな鍋を持ってすぐに引き返してきた。
「はい!」
「ちょ……っ。もしかして、オートミールあるだけ全部使ったのかよっ?!」
 大鍋いっぱいのポリッジとにこにこ顔のジャンを呆然と見上げ、ハボックは額を押さえて呻いた。

 ジャンはある意味、ハボックの願望の具現だった。彼自身が色んな制約に縛られて素直に吐露できないロイへの恋情を、ジャンはストレートに行動に移してしまう。
 彼を弟のように愛しいと思う気持ちと恋敵に対する嫉妬が、限られた時間しか持たないレプリカへの憐憫とその存在の疎ましさが、胸の中で混じり合って小さな嵐を起こす。
 自分に瓜二つのレプリカに対する感情を制御できずに、ハボックは悩み続けていた。

寝ぼけるにも程がある
2009年06月22日(月)
拍手とメッセージ、ありがとうございますv とろいサイトですがこれからもよろしくお願いします。昨日まで頂いたメッセージとメールには、全てお返事致しております。まだの方がいらっしゃいましたら、お手数ですがもう一度御連絡下さいませ。

暑いですね〜。パソの排気熱に悩まされる季節になって参りました。この時期は風の通り道に移動してみたり(部屋の中で少し位置を変えるくらい)、本体に扇風機の風を当ててみたり、本人は凍らせた保冷剤をタオルで巻いて膝裏に押し当てたりとなるべくクーラー無しで涼めるようにあがいてます。でも真夏になったらクーラー点けていいですか? 折角去年ガス入れ直したんだし…。

先週は散々でした。洗濯機にティッシュ事件よりひどかった…!
私はしょっちゅうパソを点けたまま寝落ちしちゃうんですが、寝ぼけるとその辺に外した眼鏡を放置したまま転寝して、起きた時に手や身体でぐしゃっと押し潰す事がよくあります。流石に踏まないけどね…(起き上がる前にメガネ掛けるから)。それで以前縁なし眼鏡のつるを留めていたネジを折ってしまい、今は替えの眼鏡で過ごしてました。
…先週のある夜、夜中に寝ぼけたままトイレに行って…便座に座ったまままた居眠りしてしまったらしい。それだけなら良くあることだった(あるのかよ!)。けれど問題はその後。

……はっと気付いたら、廊下に転げ落ちて右頬から土下座してたよ!

痛いイタイ痛い痛い! 薄暗い廊下で、朦朧としたまま右頬押さえ、首と肩の激痛に呆然とする私。あー、眼鏡してなくてよかった〜。掛けてたら絶対ひしゃげてたよね!…あれ? でも待てよ…。私、夜中でもメガネ掛けてからトイレ行くよな…じゃ、今も掛けてたんじゃ…?(慌てて廊下を手探りする)…あああああ! 右のつるが跳ね上がってる!!(泣)。
どうやら便座で居眠り→トイレのドアに倒れ込む→ドアがきちんと閉まっていなかった→段差19センチの廊下に頭から転げ落ちる→右頬が床に触れて眼鏡が弾け飛ぶと同時に本能的に両手を突き出して頭を庇う→首と肩と右腕にダメージ、という事らしいです。
こんな事で骨折や大怪我したら間抜けすぎて医者に説明できない(爆)。運が良かったのか悪かったのか…幸いむち打ちにもならず、当日と翌日は身体が痛んだものの、今は全然大丈夫です。目も無事だし、眼鏡ももう一個と合わせて後日眼鏡屋で修理して貰いました。
はー、昔っから阿呆エピソード多すぎだろうお前…!

【レプリカの夢11】
2009年06月16日(火)
今晩はv ちょっと間が空いてしまいましたが、またレプリカ再開します。展開がとろいよ…っ!(汗)。

【レプリカの夢11】

「う、ん……」
 喉が痛い。
 散々喘がされたせいで元々赤かった喉が更に腫れ、声もすっかり枯れてしまった。ロイに勤務中に抱かれた身体は行為の余韻も手伝ってひどく熱っぽい。まともに立つ事すら出来ない上に派手な鬱血の散る肌を軍医に診せるわけにもいかず、ハボックはあの後ずっと上官の仮眠室のベッドでうなされていた。
「失敗したな…」
 ロイは渋い顔で苦しげに寝返りを打つ部下を見下ろした。情に流されて病人を抱いてしまったことを後悔したが、今更どうにもならない。
 ちょっと逡巡した後、彼は熱でぐったりした長身の部下を毛布で包んで肩に担ぎ上げた。
「大佐? どうなさったんです?」
 大きな荷物を担いで執務室を出てきた上官に、ホークアイが驚いたように振り向いた。
「ああ、すまない中尉。一時間ほど時間をくれないか。こいつを連れ帰ってベッドに押し込んでくる」
「医務室のベッド、まだ塞がってるんですか」
「それもあるが、この様子では残っていてもものの役に立たんからな。それならさっさと帰らせた方がハボックもゆっくり休めるかと思って」
 ホークアイは思案げに首を傾げた。
「ご自宅へ連れ帰られた後、どうするつもりです? まさかそのまま付きっきりで看病するとか仰いませんよね?」
 只でさえ多忙な上に査定の準備が重なって、ここの所ロイのスケジュールはぎちぎちだった。
「いや、そんな暇はない。ハボックを寝かしつけたらすぐに戻ってくるよ。看病はまあ、あれでも居ないよりはマシだろうから…」
 見た目はハボックと瓜二つのくせに徹底して生活能力と常識の欠如したレプリカントを思い浮かべて、ロイは呟いた。
「まあ、何とかなるだろう」
「そうですか」
 通いのハウスキーパーか雑用係も兼ねる警備員か、いずれにしても邸の方で人手が確保できるのならば彼女に文句はない。
「……たい、さ…?」
 肩の辺りからくぐもった声がする。
「ん? ああ、ちょっと待っていろ。今車に乗せてやる」
「お、れ…運転、できねぇ…」
 熱に浮かされた声でハボックが呟いた。
「私が運転する。お前は大人しく後ろで寝ていろ」
 ぱふんと毛布ごとハボックの背中をさすり上げ、ロイは足早に駐車場に向かった。


 ひんやりと濡れタオルが額に押し当てられる感触に、彼はうっすらと目を開けた。火照った肌に冷たい感触が気持ちいい。
「あ、目ぇ覚めた?」
「………ジャン?」
 覗き込んでくる無邪気な空色の瞳に、一瞬目を瞬かせる。状況がつかめなかった。
「ハボ、全然起きねえんだもん。つまんなくて」
 小さく唇を尖らせてジャンは言った。言葉尻とは裏腹に、汗を拭き取る手付きは優しい。
“俺、どうしたんだっけ……”
 仮眠室でロイに抱かれた事だけは覚えているが、その先が思い出せない。
「………俺、どのくらい寝てた?」
「半日くらいかな。大佐、今夜は帰れないって。ハボのこと送ってきて、そのままとんぼ返りしたよ?」
「…そっか」
 では上官は、忙しい中無理に時間を割いて自分を送り届けてくれたのだろう。そしてそのせいもあって、余計に仕事が詰まってしまったに違いない。レプリカの実験が成功して以来、彼はどんなに遅くなっても毎日帰宅していたのだから。
「ごめんな。」
 ロイの不在をひどく寂しがるジャンから、彼と過ごせる貴重な夜を一晩奪ってしまった。
「変なの。何でハボが謝るのさ」
「…それもそうか」
 己の行く末に何の不安も感じていないレプリカに、ハボックは苦く微笑んだ。

久しぶり
2009年06月15日(月)
*画廊/PBBS画/犬夜叉1点
*画廊/PBBS画/オリジナル1点
*画廊/PBBS画/オリジナル塗り絵3点
*鋼/Gift/イラスト5点
*Link/素材/MILKCAT様/戦場に猫様

……はっ、寝てた(爆)。更新済ませた後に日記でお知らせしようとして、ページ開いたまま3時間も寝てたらしい…喉痛い〜(アホ)。
拍手とコメントありがとうございますv コメントにはお返事させて頂きました。

何だか久しぶりにサイト更新しました。ずっとリレーと日記SSだったからなあ…。寝落ちしたせいで日付とっくに変わっちゃったので、レプリカは明日の日記に載せますね。

そんな失敗
2009年06月13日(土)
ご無沙汰してます(汗)。
なかなか纏まった時間が取れなくて、すっかりサイト放置状態で申し訳ありません。今週後半はようやく余裕が出来たのですが、つい別サイトの作業を優先してしまいました。まああっちは三ヶ月ぶりに纏めて更新できたので、気が済んだ感じです(苦笑)。これでこっちに集中できるかなあ…。とはいえ週末は出掛けなきゃならないので、ポメラでレプリカをぽちぽちしてこようと思います。等価交換、等価交換(笑)。

拍手とメッセージありがとうございます。昨日まで頂いたコメントにはresページでお返事させていただきましたv
それともしかしたらお気付きでないかもしれないので、こちらにも書いておきます。
・6/5にメッセージ下さったmim様へ
拍手は公開ページでのお返事になりますので、裏ヒント等はお教えできません。あなたのメールアドレスを添えてメールフォームから御連絡ください。詳しい説明はresページをごらんください。

それはそうと、昨日は久しぶりにあほな失敗をして凹みました。毎日の事なのでいつもは気を付けているのですが、一、二年に一度くらい、忘れた頃にしでかします。
脱水終わった洗濯機を開いたら、洗濯物一面にびっしりと細かなティッシュが…! ギャーーーーーーーーーー!! 何で何で何でッ?! 毎回ちゃんとポケット類は全部チェックしてるじゃん! ど、どこに入っていたんだーっ!!
泣きながら風呂場で全ての洗濯物をバサバサ振って溶けたティッシュ屑を振り落としました。しかし特に濃い色のTシャツなんかは悲しいくらいに貼り付いて取れやしない…orz。仕方ないのでたらいに水を張って濯ぐ→軽く搾って新しい水に替える→次を濯ぐ、を繰り返し。全部出来たら洗濯槽に残ったティッシュ屑も丁寧に取り除く→改めて洗濯機で全て洗い直し→洗濯機が回っている間に風呂に飛び散ったティッシュを水で流して排水口の網にたまったゴミを取り除く(洗面所だとそのままゴミが流れて配水管が詰まってしまうので、ここにした)→洗面所の床の掃除(ティッシュと水でぐちゃぐちゃ)→普通に洗濯物を干す→普通に二回目の洗濯をする→干す→取り込む。
……労力3倍掛かりました、よ…orz。多分これなかったら、レプリカ一回分書き終わっていたんだけどなあ(苦)。素敵に溶けた繊維で紙漉き出来ないかな?と真剣に悩んでみたり(笑)。
はー、次からポケットに気をつけよう…(そうしてまた何年か後に同じ失敗を繰り返す)。

お知らせだけ
2009年06月02日(火)
*鋼/UNDER/ロイハボでGO! 更新 
『Stay My Blue53』みつきさん分、先週末にアップされています。お知らせが遅れて申し訳ありませんでした。

拍手ありがとうございます。ここの所更新滞っているのに押して下さってありがとう。今やってる作業が終わり次第、サイトも更新したいと思ってます。
セキュリティ関係は難しいですね。アップデートをこまめにして、自衛していかなきゃ。

あ、ロイの日を今年も逃してしまったので、ロイハボの日くらいは何かしたいなあ…。

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